石膏の特徴と用途


α石膏とβ石膏の特徴

 製造工程で記したように半水石膏(焼石膏)にはβ型石膏とα型石膏の2 種類があります。
 β型石膏は製造工程で主に天然石膏を洗浄、選別、粉砕し(一部化学石膏を調合する場合があります。)、平釜中で170℃前後温度で焼成を行います。これを精選、粒度調整を行い、さらに用途別に添加剤を混合し、硬化時間、物性の調整を行います。調整後安定した石膏にするために、半水石膏が空気中の水分を自然な状態で吸湿するために、およそ1 週間~ 2 週間程度の熟成期間が必要となります。
 α型石膏は石膏原料(主に化学石膏)を加圧釜(オートクレーブ)中で、130℃前後の水蒸気圧下で焼成します。加圧下で焼成された石膏は緻密で硬質な石膏結晶に生成されます。これを乾燥、超微粉砕し、β型と同様に物性の調整混合を行い製品とします。

 

石膏の製造工程(α石膏とβ石膏)

石膏の製造工程(α石膏とβ石膏)