石膏の特徴と用途


α石膏とβ石膏の特徴

 製造工程で記したように半水石膏(焼石膏)にはβ型石膏とα型石膏の2 種類があります。
 β型石膏は、天然石膏原料の場合は洗浄、選別、粉砕して、化学石膏原料の場合はそのままで、平釜中で170℃前後温度で焼成を行います。これを精選、粒度調整を行い、さらに用途別に添加剤を混合し、硬化時間、物性の調整を行います。なお、半水石膏焼成時に混入したⅢ型無水石膏は、空気中の水分で半水石膏にするために熟成をさせます。
 α型石膏は2水石膏原料を加圧釜(オートクレーブ)中で、130℃前後の加圧水熱や高温の水蒸気圧下で焼成します。加圧下で焼成された石膏は緻密で硬質な半水石膏結晶になります。これを乾燥、微粉砕し、β型と同様に物性の調整混合を行い製品とします。

 

石膏の製造工程(α石膏とβ石膏)

石膏の製造工程(α石膏とβ石膏)