石膏利用の質問
13)石膏の一番良い練和(攪拌)方法とは
回答
どの様な品種の石膏製品をどの様な量を練和(攪拌)するのかで大きく方法は異なります。
そのため、基本となる練和(撹拌)方法の大切な手順を紹介します。

@製作する石膏型に合った石膏の品種を決める。
A混水量(混水比)から必要な石膏製品の量を確保する。(石膏利用のQ&A07を参照)
B焼石膏と水(きれいな水道水)を計量する。
C必ず水に石膏粉末を散布・投入する。
D指定された時間まで練和(攪拌)する。
 注意:小さい型では充分に練和しますが、大きな型では流し込み作業時間に余裕をもって
    流し込み作業に入ります。
E流し込む時の泡、コーナー部分の泡巻き込みに注意しながら、流し込む。
F30分〜1時間程度の間に型から外す。
 注意:早すぎると型が割れたり、遅すぎると外しにくくなることがあります。
 例  :凸型に流し込む時は発熱して最も大きく膨張している時に外します。
G2時間程度室内放置後、乾燥させる。(石膏利用のQ&A09を参照)


注意:本回答は、下村石膏(株)研究室が作成したものです。
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