石膏利用の質問
04)石膏は体にとって安全な材料ですか
回答
焼石膏は硫酸カルシウム半水塩、その硬化体は硫酸カルシウム2水塩です。
化学的には、強酸性の硫酸と強アルカリ性のカルシウムが中和した中性の正塩です。
石膏は「難溶性」と言われていますが、100gの水に0.2g(2水石膏)、0.3g(半水石膏)溶解します。
炭酸カルシウムの溶解度0.0013gと比較して、桁違いに溶解します。
肺に吸い込んだ石膏は、肺の中の水分で溶解して吸収されると言われています。
また、FDAでも石膏に関して、毒性、発がん性、催奇性が一切報告されていません。
豆腐の凝固用、ビール酵母醸造用など食品添加物として、漢方薬原料として日本薬局方にも
収載され、外科医療用、歯科医療用などの医療用分野など多くの分野で利用されています。

注意:本回答は、下村石膏(株)研究室が作成したものです。
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