ジルコニアマテリアル オペラの質問
01)オペラのシンタリングプログラムの時間短縮法とは
回答:HT-K 及びHT-Sの単冠及び3本ブリッジまでの場合は、同一短縮プログラムが可能です。
ご注意:本回答はファーネスの相違などで変更の可能性があります。
発色、収縮等の全ての結果を保証できるものではありません。
HT-K 単冠の最短時間短縮プログラム

この場合、本ステップが利用できました。
@室温から1150℃まで毎分50℃で昇温
A1150℃から1550℃まで毎分8℃で昇温
B1550℃で30分係留
C1550℃から800℃まで毎分50℃で降温
D800℃から室温まで自然冷却
*仕上がり色調及び透明感のご確認をお願いします。
設計やコンタクト調整等によっては、破折やチッピングが生じる可能性があります。
HT-K 3本ブリッジまでの場合時間短縮プログラム

この場合、本ステップが利用できました。
@室温から1150℃まで毎分40℃で昇温
A1150℃で10分係留
B1150℃から1510℃まで毎分10℃で昇温
C1510℃で120分係留
D1510℃から800℃まで毎分40℃で降温
E800℃から室温まで自然冷却
*仕上がり色調及び透明感のご確認をお願いします。
設計やコンタクト調整等によっては、破折やチッピングが生じる可能性があります。
HT-S 単冠だけの場合時間短縮プログラム

この場合、本ステップが利用できました。
@室温から1200℃まで毎分18℃で昇温
A1200℃で10分係留
B1200℃から1530℃まで毎分20℃で昇温
C1530℃で50分係留
D1530℃から室温まで自然冷却
*HT-S単冠だけの場合、毎分10℃で冷却が可能です。(総時間約5時間弱に短縮)
仕上がり色調及び透明感のご確認をお願いします。
設計やコンタクト調整等によっては、破折やチッピングが生じる可能性があります。
HT-S 3本ブリッジまでの場合時間短縮プログラム

この場合、本ステップが利用できました。
@室温から1200℃まで毎分14℃で昇温
A1200℃で10分係留
B1200℃から1530℃まで毎分20℃で昇温
C1530℃で90分係留
D1530℃から室温まで自然冷却
*3本ブリッジの場合、毎分8℃で冷却が可能です。(総時間約8時間に短縮)
仕上がり色調及び透明感のご確認をお願いします。
設計やコンタクト調整等によっては、破折やチッピングが生じる可能性があります。
注意:本回答へのご意見、質問がありましたら、Q&Aコーナーからご連絡をお願いいたします。